「タオルを注文しよう!」とネットでいろいろ調べている際に
「匁」という文字を目にしたことはないでしょうか?
今回は、謎の文字「匁」について詳しくご説明いたします!
そもそも 「匁(もんめ)」 とは?
タオルの重さ(厚さ)を表す単位として「匁(もんめ)」という単位が使われています。
明治時代より、1匁=3.75g(=五円玉分)と定められました。
匁は日本で昔から使われている、日本の尺貫法における【質量の単位】なんです!
ご存知でしたか?
「匁」は今でも使ってる単位なの?
実は、『匁』という単位、現在でも使用は出来るのですが、
単位名称「もんめ」は「真珠の重さを測る場合」のみ使用することができ、
それ以外の使用は禁止されています。
そのため、タオルの業界では一般的に「ダース(打)単位」で計算しています。
1ダースは12枚です!
例えば「1ダースの合計が200匁」のタオルの、1枚当たりの重さを計算してみましょう。
「1匁=3.75g」なので「200匁=750g」
750g÷12枚(1ダース)となり
1枚あたり62.5gとなります!
・・・少し複雑な計算ですね。
しかし、タオルの場合、サイズが同じでも重量が違うと厚みにずいぶん違いが出てきますので、
縦×横のサイズ以外に、【重量】も商品選びの大切なポイントになるんです!
頼んでみたらペラペラだった・・・なんて事態を防ぐことができるかもしれませんよ!
標準的なタオルの重さは約200匁
一般的に、ご家庭でよく使われるタオルは「200匁タオル」です。
つまり、1枚あたり約62.5gということです!
同じ大きさでも、「160匁タオル」でしたら
温泉や大浴場でよく使われるタオルのような薄さで「1枚あたり約50g」、
逆に「260匁タオル」までいけば
高級ホテルで使われるタオル程の厚さで「1枚あたり約81.3g」になります!
そう考えると、タオルの厚さってとても大切ですよね。
このように、1枚あたりの重さを算出するのは少し面倒ですが、これがわかっていれば、
オリジナルタオルを注文する際に、生地の厚みの違いを理解しやすくなります!