春になり、気温も少しずつ上がってきましたね。
温かくなってくると汗もかき始めるのでタオルが必須の時期になります。
普段何気なく使っているタオル・・・いつから使われているのでしょうか?
タオルの由来って意外と知らないですよね!
今回はタオルの由来や歴史について、一緒に勉強が出来ればと思います!
タオルの由来とは?
皆さんは調べ物をするときまず何から調べますか?
私は調べる言葉の語源から調べます!
語源を知ると言葉がどのように知れ渡ってきたかイメージしやすくなるからです。
まずはタオルの語源を紹介します!
テリー織り
タオルという言葉は、フランス語あるいはスペイン語から派生した言葉であると言われております。
フランス語の場合は『ティレール(Tirer)』、
スペイン語の場合は『トアーリャ(Toalla)』
共に湿気をふき取る布の総称とのこと。
今の英語表記だと(Towel)なので、スペイン語のほうが近いのでしょうか・・・
あくまでも私個人の私見ではありますが、皆さんはどっちから来ている説を推しますか?
タオルの語源
今現在では、布面にパイルを持つテリー織りをタオルと言っているそうです。
皆さん、テリー織りをご存知でしょうか?
言葉だけじゃよくわからないと思うので、
写真でお見せしましょう!
お分かりいただけますでしょうか?
フワフワした肌触りをもたらす、糸の丸くなっている部分の総称、
これをテリー織りと証することが多いそうですね。
タオルの歴史
続いて、タオルの歴史についてです。
語源の話でタオルの由来についてイメージが湧いたと思うので、
歴史の話を聞くとより理解できると思います!
また、私もタオルの歴史について調べた事が無かったので勉強になることが多かったです。
些細なことに疑問を持ったら調べることも大切ですね!
タオルの誕生
タオルは、1850年、トルコを旅行していたイギリス人が、
手工芸品として作成されたタオルの原型を入手し、
母国にそれを持ち帰り、工業化を進めるように相談したのが始まりとのこと。
私自身歴史好きなので、雑学を挟みますが、
丁度この時期は産業革命が始まった辺りではないかと記憶しています。
もし、産業革命の原点がイギリスじゃなかったら、そのイギリス人がタオルの原型を入手していなかったら・・・
私たちの生活の必需品となっているタオルはなかったかもしれませんね。
タオルが日本へ!
日本にタオルがやってきたのは明治初期だそうです。
当時は高級品扱いで保湿性と通気性が優れていることから、
マフラーとしての利用が多かったそうです。
そして1880年、日本で本格的なタオルの生産が開始されました。
タオルの誕生から30年の遅れを経て、日本産のオリジナルタオルが生まれたとされています。
こうしてみると、タオルの歴史が深いと共に、
発明品というのは本当に紙一重だなと感じました。
私たちが今当たり前のように使用しているものの大半が、
あるきっかけと興味がないと生まれていないかもしれないと考えるだけで、
感慨深いですね。
色々なものを発明してくださった方々に感謝の気持ちを心に秘めておきます・・・
今週のブログはここまでになります。
また来週お会いいたしましょう!